楽天は出版取次3位の大阪屋(大阪市)を傘下に収める。7月にも大阪屋が実施する第三者割当増資を10億円前後で引き受け、3割超を出資する筆頭株主になる。大阪屋と取引のある全国約2000の書店で、仮想商店街「楽天市場」で購入した商品を消費者が受け取れるようにする。インターネット通販が実店舗に販売網を持つ企業をのみ込んで事業拡大を目指す象徴的な事例になる。これまではコンビニエンスストアのサークルKサン
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アマゾンが「当日配送」できる仕組み楽天が兵庫県川西市に新しくつくる物流センターのイメージ図=楽天提供 商品が届くまで1週間以上かかることもあったネット通販各社が、配送の速さを競っている。楽天は10日、兵庫県に面積が東京ドーム1.7個分の巨大物流拠点をつくると発表した。翌日に配送できる地域や商品を増やし、当日に配送するサービスでシェアを広げるアマゾンに対抗する。 楽天は来年11月をめどに兵庫県川西市に新しい物流拠点をつくる。延べ床面積は約7万7500平方メートル。自前の拠点は千葉県市川市に続く2カ所目で、今後も全国に増やす方針だ。 楽天の通販は「モール(商店街)型」と呼ばれ、楽天自身ではなく約3万9千の業者がネット上に「お店」を出す形で物を売っている。楽天自身は在庫を抱えず、業者からの手数料で安定的に稼ぐビジネスモデルだ。 ただ、業者がそれぞれ客に発送しているため、発送にかける時間や
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