UPDATE1: 景気後退入りとの判断控える、外的な弱含み要因があるのは事実＝前原経財相［東京 ６日 ロイター］ 前原誠司経済財政相は６日の閣議後会見で、足元の景気認識について、欧州債務問題や世界経済の減速など外的な弱含み要因があるのも事実だと懸念を示した。ただ、景気後退入りの正式な認定はタイムラグをもって判断が下されるとし、現時点で、ひとつの経済指標で景気後退入りとの判断は控えると述べた。 市場では、日本経済は既に景気後退入りしているとの見方が広がっているが、景気後退入りの可能性について前原担当相は様々な経済指標の総合判断になるとし、「ひとつの指標で景気後退入りと判断することは現段階で控える」と指摘。正式な認定には「タイムラグをもって後に、そうだったかそうでなかったかの判断が下される」仕組みになっていると説明した。
