高齢者の自立支援や介護従事者の負担軽減をはかるため、現在、厚生労働省は「介護ロボット」の開発を支援している。将来的に、「介護ロボット」は介護現場での導入が進んでいくと予測されるが、介護関連メディア事業を手掛ける(株)インターネットインフィニティー(東京都中央区)は、実際にケアマネジャー(以下、ケアマネ)が「介護ロボット」についてどのように考えているのか調査を実施し、このたびその結果を発表した。 調査期間は2015年1月20日~1月25日、同社運営のウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネ584名から有効回答を得た。 ■86%のケアマネは介護ロボットの使用に前向き 介護現場で介護ロボットが使われることについて、「とても良いことだと思う」「どちらかといえば良いことだと思う」(以下、「良い」)と回答したケアマネは501名(85.8%)にのぼった。一方、「どちらかといえば良いこと