*ロシア以外の国の多数は編入を承認していない。 クリミア共和国(クリミアきょうわこく)は、黒海北岸のクリミア半島[注釈 1]を領域とするロシア連邦の共和国。首都はシンフェロポリ。かつてはセヴァストポリ連邦市とともにクリミア連邦管区を構成していたが、2016年7月28日より南部連邦管区に属している。 2014年クリミア危機の際にウクライナからの一方的独立宣言を行った後、連邦構成主体としてロシアに編入された。依然としてクリミア半島はロシアの実効支配下に置かれているが、国際社会はこの一方的な併合を認めていない。 概要[編集] 2014年ウクライナ騒乱、ロシアのクリミア侵攻を経てウクライナのクリミア自治共和国とセヴァストポリ特別市を掌握した親露派は、ロシア連邦への編入を前提とするクリミア独立宣言を議会で採択した上で、「ロシアへの編入」か「ウクライナの下での自治権拡大」かを問う住民投票を実施した。