私財160億円投じ企業支援ファンド、出資中の中国企業は上場視野＝森トラスト社長［東京 ２４日 ロイター］ 森トラスト（東京都港区）の森章社長は、企業を支援するためのファンド事業に本格的に乗り出す。個人資産から１６０億円を投じて立ち上げた投資会社を通じ、中国の有望企業などへ出資。すでに株式を取得した中国の通信教育塾は、２０１３年度中の上場も視野に入れている。２３日に行ったロイターとのインタビューで、森社長が明らかにした。 投資会社ＭＡプラットフォーム（ＭＡＰ、東京都港区）は、森社長が個人財産から資本金９０億円と資本準備金７０億円の計１６０億円を拠出して設立した。森トラストの事業とは切り離し、社会的に必要と判断した企業の成長に資金を提供するという。森社長は「企業型エンジェル投資」と位置付け、「一定のリスクを覚悟で投資する。１００％出資なので、自身の目利きを信用し、自己判断でできる」と語った。グループ内にはコンサルティング会社もあり、投資会社と両輪で動く。 ＭＡＰは２０１
