7月の時点で、インターネットにはインデックス化されたページが約33億2000万件存在した。そこは相当に広大な場所であり、子猫の画像や、それ以上に意味のない情報がその大半を占めているとはいえ、たとえばスイングダンスや剣でシャンパンのボトルを開ける方法など、新しいスキルを学びたければ、いつでもネットで調べられる。 そして、それは、結局のところ、ロボットに作業の方法や認識の仕方を教えるのにも良い方法なのかもしれない。コーネル大学が7月に始動した「Robo Brain」プロジェクトは、「一般に公開されているインターネットリソースやコンピュータシミュレーション、実際のロボット実験から学習する大規模な計算システム」とされている。 皆さんがこの記事を読んでいる間も、Robo Brainは、10億枚の画像や12万本のYouTube動画、1億件のハウツー記事や電化製品のマニュアル、そして、コーネル大学の研究
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