シャープの中国・南京工場の売却、鴻海が難色＝関係筋１２月２７日、シャープが、鴻海精密工業と協議している中国・南京市の液晶テレビ組み立て工場の売却計画が難航している。写真は９月、都内で撮影（２０１２年 ロイター／Kim Kyung-Hoon） ［東京／台北 ２７日 ロイター］ シャープ<6753.T>が、鴻海精密工業<2317.TW>と協議している中国・南京市の液晶テレビ組み立て工場の売却計画が難航している。複数の関係筋によると、鴻海は南京工場の引き受けに難色を示しており、シャープはメキシコ工場の売却を先行して交渉する方針。 シャープは、２０１３年３月末までに国内外で５０００人の人員を削減する計画を公表済み。これに加えて、海外工場の売却によって一段の固定費圧縮を図る方針で、これまで鴻海とは、メキシコと南京の液晶テレビ組み立て工場を売却する方向で協議を進めてきた。 シャープが取引銀行に提示した経営再建計画には、メキシコ、南京、マレーシアの３工
