山梨県の中央自動車道のトンネルでコンクリート製の天井の板が崩れ落ちた事故では、これまでに3台の車がコンクリートの下敷きになっているのが確認され、このうちワゴン車から5人の遺体が確認されたほか、ほかの2台からも遺体が見つかっています。 天井板が崩落 2日午前8時ごろ、中央自動車道上り線の長さ4.7キロの笹子トンネルの東京側の山梨県大月市の出口からおよそ2キロのところで、厚さ8センチほどのコンクリート製の天井の板が110メートルにわたって崩れ落ちました。 警察と消防によりますと、少なくとも3台がコンクリートの下敷きになり、火災も発生しました。 ワゴン車から5人の遺体 火は正午前には消し止められましたが、警察によりますと、下敷きになり焼けたワゴン車の中から5人の遺体が確認されました。 警察によりますと、このワゴン車は多摩ナンバーのレンタカーで、事故当時は6人が乗っていて、このうち1人の女性が病院