公明党の山口那津男代表は19日午後、北海道滝川市で記者団の質問に答え、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の魚釣島に日本人10人が上陸したことなどについて、大要次のような見解を述べた。 一、(尖閣諸島は)固有の領土であり、わが国の実効支配にあることを毅然と主張することが重要だ。国民のナショナリズムをエスカレートするような行動につながらないよう配慮しなければならない。政治に携わる者はそういう責務も自覚することが重要だ。 一、(香港の活動家の不法上陸への対抗措置とみられることについて)日中の国家間の関係に影響を与えないよう、両国の政府が賢明な対応をすべきだ。 一、(特例公債法案の見通しに関して)野党が反対するものを、何の工夫もなく「ただ通してくれ」というのでは説得力がない。政府自ら予算が滞るのが10月、11月と言うのだから、それまでに解決するのが政府の責任だ。その中で衆院解散をどう位置付けるかも含め、解散
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