今回、尖閣諸島に上陸した香港保釣人士の顔をテレビで見たところ、懐かしい顔が散見されました。というのは、彼らは、小生が香港にいた時代にも、再三地元のテレビや新聞に登場した有名人。反中国の民主化デモのときには、先頭に立って派手なパフォーマンスを繰り広げていた人たちだったのです。反中国の民主化人士がこともあろうに、香港の民主主義が危ないというこの非常時に保釣行動かよとあきれてしまったのですが、、。 ある筋から今回、拘束された保釣人士のリストをいただきました。それを見て「ああ」と名前も思い出しました。なんと懐かしい名。背が低く小太りの男は曽健成といって結構民主化運動でも活躍した闘士であり、返還期には立法会議員にもなった男で、区会議員も務めていました。この男は小生が香港にいたころから、保釣にも熱心でした。背が高くひげを生やした男は古思尭といって、これも民主化運動にはかならず登場する有名人。もう一人、
香港の活動家らによる尖閣諸島の魚釣島への上陸に続き、日本の地方議員らが同島に上陸したことで、日中間の領土問題が再燃し、中国各地に反日デモが広がっていることが報じられているが、活動家の上陸についてもまたデモについても、どうも中国側の事情は日本のメディアが報じているような単純な愛国主義的動機に駆られたものとは言い切れないようだ。 中国の国内事情に詳しい東海大学の葉千栄教授は、香港の活動家らの一連の動きをただの反日活動と見誤れば、日本は外交上の大きな間違いを犯すと警鐘を鳴らす。 葉氏は、魚釣島に上陸した活動家らが、実は反中国政府の立場にある中国民主化運動の活動家として有名な人物たちであることや、各地で行われた反日デモの中で、毛沢東の肖像画が掲げられていたことなどを指摘した上で、中国国内では尖閣問題は反日の衣を借りた中国・胡錦涛体制批判の色合いが強いと解説する。 中国の活動家が尖閣に上陸すれ
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