シャープの中国法人は5日、1月に中国での空気清浄機の売上高が前年同月の3倍に伸びたと明らかにした。ダイキン工業も販売台数が2・5倍に増えており、同国での大気汚染の深刻化が影響している。 両社は、汚染物質として注目されている直径2・5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2・5」を99%除去できるとうたった商品を中国で販売している。 シャープは販売増に伴い、上海市内の工場で増産も始めたもようだ。両社とも具体的な売上高や販売台数は公表していない。(共同)「日本企業に足向けられない」巨人サムスンの“強み”と“弱み”