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smart-cityとcomicに関するnabinnoのブックマーク (1)

  • 諸星大二郎

    「生物都市」は、第7回手塚賞受賞作で、諸星大二郎のデビュー作ということになりますが、この作品を初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。手塚治虫を始めとした審査員絶賛の作品で前評判からして期待値は高かったのですが、当時10代の私にはこの作品の当の凄さは分からなかったと思います。ただ、少なくとも、こんなの今まで見たことない、よく分からないけど物凄い、絵はうまくないのになぜかやたら面白い、といったことは強烈に感じました。 昭和初期の少年雑誌の挿絵を思わせる泥臭い絵柄には誰にも真似できないオリジナリティがあり、一目見ただけで彼の作品だということが分かるし、それよりも何よりも、発想とアイディアが常人にはまず思い付かないようなものでした。そういう意味でSFの描き手として正統派と言ってもよかったのかもしれません。 後になって思い起こすたびに驚きを覚えるのは、彼が1970年前後という時期に、既にして80年

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