前回の「Rails開発を面白くするアクションコントローラーの5大機能とルーティングの基本」までの連載で、MVCアーキテクチャにおけるモデル(M)とコントローラー(C)について解説してきました。今回は最後の主要なコンポーネントのビュー(V)について解説します。 ビューはアプリケーションの出力テンプレートの機能を担っています。Web向けにはHTML形式、メール本文向けにテキスト形式、アプリ向けにJSON形式など、Railsのビューはさまざまな形式の出力に対応できます。 本稿では、まずテンプレートにデータを当てはめるテンプレートエンジンについて解説します。その後で定型的な出力を補助するヘルパーメソッドの紹介とオリジナルのヘルパーメソッドの作成方法について説明します。最後にビューの実装時に押さえておきたいポイントを紹介します。 説明に使用するサンプルプログラムはGitHubにある「book_lib
![RailsのテンプレートエンジンSlimの書き方とActionViewのヘルパーメソッド、レイアウトの使い方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e1973c82cd2d715b9bab0489abe20318426f3f5c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1408%2F29%2F240_news032.jpg)