スリランカの最大都市コロンボにある刑務所で、警察官と受刑者との間で銃撃戦が起きて70人が死傷し、政府が調査委員会を設置して刑務所の管理体制に問題がなかったか詳しく調べています。 コロンボにあるヴァリカダ刑務所で、受刑者が携帯電話で外部の犯罪組織と連絡を取り合っているという情報をもとに9日、警察が所持品の検査を行ったところ、反発した受刑者らが刑務所の建物の屋根に上がり、銃を発砲したり物を投げつけたりしました。 これに対し警察側が、受刑者らに銃を置いて投降するよう呼びかけましたが受刑者側は応じず、双方の間で激しい銃撃戦になりました。 銃撃戦は3時間余り続き、最後は軍の部隊も投入され事態は収束しましたが、刑務所の関係者によりますとこれまでに受刑者27人が死亡し、警察官を含む43人がけがをしたということです。 また混乱のなか受刑者数人が脱走し、警察が行方を追っています。 この刑務所では、ことし1月