今レポートは人口推計や国勢調査など、各種総務省統計局収録のデータを精査分析したもので、それによれば2012年9月15日時点で高齢者人口は3074万人。前年同日の2972万人から102万人も増加している。これは「団塊の世代」のうち1947年生まれの人が高齢者層に仲間入りしたのが原因。 今レポートでは他にも各種統計結果から、高齢者の動向が多種多様な切り口で語られている。ざっと概要をまとめると、 ・東京、被災三県で他地域への移動増加。埼玉、千葉、神奈川などで転入増加。 ・高齢者の就業率は男性27.6%、女性13.1%。非正規社員率は約5割。 ・高齢無職世帯の一か月あたりの実収入は18万5000円、実支出は22万1000円。 ・世帯主が高齢者世帯の貯蓄現在高は平均2257万円、中央値で1464万円。 ・高齢者の有配偶(配偶者がいる)率は男性81.8%、女性49.6%。 ・高齢者の老人ホームなど施設
総務省統計局では、「敬老の日」(9月17日)を迎えるに当たって、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめました。 高齢者の人口 (人口推計) 高齢者の総人口に占める割合は24.1%で過去最高 いわゆる「団塊の世代」が65歳に達し始め、65歳以上人口は3000万人超 高齢者の人口移動 (住民基本台帳人口移動報告) 高齢者の転出超過数は東京都が最も多い 高齢者の就業 (労働力調査) 高齢者のうち65~69歳の就業率は、男性が46.2%、女性が26.9% 高齢者の就業者は「農業,林業」「卸売業,小売業」が多い 高齢雇用者に占める「非正規の職員・従業員」の割合は約5割 高齢者の家計 (家計調査) 高齢無職世帯の1か月当たり家計収支は3万6千円の赤字で前年に比べ赤字額が2千円減少 世帯主が高齢者の世帯の貯蓄現在高は2257万円で、平成20年以降減少 高齢者の暮らし (国勢調査、社会生活基
高齢社会白書とは 高齢社会白書は、高齢社会対策基本法に基づき、平成8年から毎年政府が国会に提出している年次報告書であり、高齢化の状況や政府が講じた高齢社会対策の実施の状況、また、高齢化の状況を考慮して講じようとする施策について明らかにしているものです。 白書の構成 令和5年版高齢社会白書は、「令和4年度 高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」、「令和5年度 高齢社会対策」という2つの部分から構成されています。 「令和4年度 高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」では、第1章において、基礎的な統計資料等を用いて高齢化の状況について報告し、第2章では、令和4年度に政府が講じた高齢社会対策の実施の状況について、高齢社会対策大綱の構成に沿って報告しています。 また、「令和5年度 高齢社会対策」については、第3章において、令和5年度において講じようとする高齢社会対策について明らかにしています。
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