[東京 17日 ロイター] JFEホールディングス<5411.T>傘下のJFEスチールは17日、提携先のインド鉄鋼メーカーのJSWスチールに対し、無方向性電磁鋼板の製造技術を供与することで合意したと発表した。同電磁鋼板は家電・産業用モーターに使われるもので、インドでは今後の需要増が見込まれている。JFEが16.17%出資しているJSWとの提携を拡大することで、インドでの成長戦略を強化する。 今回の提携は、インドの現地企業や日系・欧米系企業の事業拡大に伴う電磁鋼板ニーズの増加に応えるのが目的。JFEは、JSWが2014年後半の稼働を予定している電磁用焼鈍・コーティングライン(年産20万トン)向けに操業・製造技術を供与し、無方向性電磁鋼板の製品供給体制の整備を手助けする。契約内容の詳細は公表していないが、JFE広報担当者によると、一定期間はJFEが原板を供給する条件は含まれている。
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