スティーブンス・ジョンソン症候群患者(皮膚・粘膜の壊死あり) スティーブンス・ジョンソン症候群(スティーブンス・ジョンソンしょうこうぐん、Stevens-Johnson syndrome、SJS)は皮膚や粘膜の過敏症であり、多型紅斑との鑑別を要する。皮膚粘膜眼症候群(ひふねんまくがんしょうこうぐん)ともいう。経過中にヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)やサイトメガロウイルスが再活性化する事もある。致死率は患部が体表の10%未満の場合なら5%。 SJSと中毒性表皮壊死症(TEN)は同一の疾患カテゴリーにあり、皮膚病変が体表面積の10%未満ならSJS、30%を超えればTENであると定義される[1]。 アメリカの2人の小児科医師、アルバート・メイソン・スティーブンスとフランク・チャンブリス・ジョンソンが存在を確認、1922年にAmerican Journal of Diseases of Chi