日豪関係または日濠関係(にちごうかんけい、英語: Australia–Japan relations)では、日本とオーストラリアの二国間関係について述べる。 両国はともに、環太平洋パートナーシップ協定 (CPTPP)、経済協力開発機構 (OECD)、アジア太平洋経済協力 (APEC) の加盟国である。オーストラリア政府と財界のトップは、日本が輸出市場に不可欠であり、オーストラリアの将来の成長とアジア太平洋地域の繁栄に必要な存在であると見ている。 2009年9月21日、ウォルドルフ=アストリアにて握手を交わす日本の岡田克也外務大臣、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官、オーストラリアのスティーヴン・スミス外務大臣 オーストラリアと日本は、1976年に日豪友好協力基本条約を締結した。締結30周年を迎えた2006年3月に出された共同声明において、オーストラリアのアレクサンダー・ダウナー外務大臣