衛星観測された1979年から2005年にかけての太陽定数の周期変化。 太陽定数(たいようていすう、英語: solar constant)は、地球の大気の上端で、太陽からの放射線に対して垂直な面における単位面積・単位時間当たりに受けるエネルギー(仕事率)のことで、約 1.37×103 W/m2である[1]。右図は人工衛星を使って観測した太陽定数の時間的な変化のデータで、太陽活動周期に連動して周期的に変化[2]しているが、その変化量は0.1 %程度であり定数として扱われてきた。太陽の放出するエネルギーの指標であり、太陽黒点の活動の変化などでも太陽定数は変化する。太陽定数は周期的にわずかに変動している。ただしその変動の大きさは0.1 %程度であり平均気温への影響量も0.1 °C程度と見られている、[3]。むしろ日単位の短期のランダムな変動成分の方が長期変動成分より顕著で短期の変動幅は0.3 %に