日本維新の会が今国会に、国内では禁止されているカジノを整備するための法案を提出する準備を進めている。過去、何度も話題になったカジノ解禁だが、やはり“バクチ”のイメージが強すぎるのか、現状では実現は難しい。そんな状況を打開するため永田町の推進派たちが、満を持していたプランがあった。ところが2月3日、あの大物の急死で、計画が振り出しに戻ってしまったという。その大物とは、歌舞伎界の大看板・故市川団十郎さん(享年66)だった。 カジノといえばブラックジャック、バカラ、ルーレットやスロットマシンなどの“一獲千金の遊具”を思い浮かべるが、推進派の狙いはもっと深いところにある。 推進派の永田町関係者は「カジノだけが注目されがちですが、正確にはカジノを含めた複合リゾートです。ホテルやショッピングモール、シアター、医療施設もある。例えば中国人富裕層が日本の優秀な医療設備を求めて健康診断に訪れ、ホテルに泊まり