台風の影響で、午前10時現在、奄美地方では全体の住宅や事業所の3分の2ほどに当たる、合わせておよそ5万8900世帯が停電しています。 停電しているのは、▽和泊町の全域およそ6600世帯、▽与論町のおよそ4100世帯、▽伊仙町の全域およそ5400世帯、▽徳之島町のおよそ8200世帯、▽知名町のおよそ3900世帯、▽天城町のおよそ5100世帯、▽奄美市のおよそ5700世帯、▽瀬戸内町のおよそ8100世帯、▽宇検村の全域およそ1700世帯、▽大和村の全域およそ1400世帯、▽龍郷町のおよそ3200世帯、それに▽喜界町のおよそ5400世帯です。 九州電力によりますと、これは奄美地方のすべての住宅と事業所のおよそ64%に当たるということです。 九州電力では現在、被害の状況を調査しているということで、調査が終わりしだい、復旧作業に取りかかることにしています。