日本を含む全世界において、BA.5株が感染の中心となっています。BA.5株には様々な亜種が出現していますが、アメリカにおいては、BQ.1、BQ.1.1、BF.7の各亜種が増加傾向にあります(図1)。ドイツでもBF.7株の増加しており(図2)、BQ.1とBQ1.1株についても国内での発生が報告されています。イギリス政府はオミクロン株各亜種の増殖性を推定していますが、BQ.1やBQ.1.1の親株であるBE.1株は、従来のBA.5株より約28%、BF.7株は約18%増殖性が高いと推定しています(図3)。 図の出典 図1 CDC COVID Data Tracker: Variant Proportions 図2 Wochenbericht_2022-10-13.pdf (rki.de) 図3 SARS-CoV-2 variants of concern and variants under in