東京電力は6日、福島第1原発事故直後の社内テレビ会議の映像を初めて公開した。 東京電力 東電が公開した映像のスクリーンショット 150時間分の映像は音声がないものが多い。映っている人物は小さく、大半には顔を不鮮明にする措置が施されている。公開された映像の多くは、閲覧対象を一部の報道関係者に限定している。 東電は、一般向けにも1時間半に編集した映像を公開している。音声があるのは約15分だが、これを聞くと身震いする。世界最悪の原発事故の1つの音声記録であり、混乱、無秩序、極度の緊張が伝わってくる。 東電本店の幹部に3号機の水素爆発を伝える現場の吉田昌郎所長(当時)の声、2号機のメルトダウンを回避するための現場と本店の混乱したやり取り(結局、失敗した)、原発からの従業員退避の可能性を持ち出す幹部らの険しい口調が聞かれる。 編集された映像のうち、音声が付いているものは昨年3月14日に撮影された。画
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