ウィルコムは3日、緊急時の通信手段として宮城県内の市町村や学校、保育園などに据え置き型PHS「イエデンワ」982台を無償供与したと発表した。 イエデンワは固定電話のような形をしているPHS端末。電話線などの接続コードが不要で、家庭用電源でも乾電池でも使えるとあって、災害で停電になっても通話できる。 イエデンワは使い勝手の良さから、100以上の自治体が合計1万5000台を導入。緊急時の通信手段として使われている。 同社は被災地の復興支援の一環として自治体向けに緊急時用イエデンワの無償供与を推進していく方針。