Windowsストア・アプリを「多言語化」 するには、アプリに複数の文字列リソースを持たせ、言語によって文字列リソースを切り替えればよい。その方法を説明する。 連載目次はこちら 前回のTIPSで文字列リソースの使い方を説明した。では、アプリに複数の文字列リソースを持たせ、言語によって文字列リソースを切り替える(=多言語化)には、どうしたらいいだろうか? 本稿では、Windowsストア・アプリ(旧称: Metroスタイル・アプリ)を多言語化対応させる方法を説明する。 ●事前準備 Windows 8(以降、Win 8)向けのWindowsストア・アプリを開発するには、Win 8とVisual Studio 2012(以降、VS 2012)が必要である。これらを準備するには、第1回のTIPSを参考にしてほしい。本稿ではWin 8製品版とVS 2012 Expressを使用している。 ●既定の言語