北九州市は31日、宮城県石巻市の震災がれきの焼却処理を9月17日にも始める見通しを明らかにした。宮城県が週1回、専用船でがれき800トンを運搬する。10日に第1便が出港する予定。 北九州市によると、専用船の第1便は13日に北九州市の太刀浦コンテナターミナルに到着する。市はがれきを市内の仮置き場に一時保管し、17日にごみ焼却場に運び一般ごみと混ぜて燃やす。 北九州市と宮城県は8月31日、本年度分のがれきの請負契約を締結。北九州市は年度内に約2万3千トンを焼却する。6億2千万円の費用は宮城県に請求するが、最終的には国が全額負担する。