ポストコロナに向けた往復書簡(2):長谷川祐子から落合陽一さんへメディアアーティスト・落合陽一がポストコロナに向けて様々なプロフェッショナルと交わす往復書簡。第一弾は、キュレーターの長谷川祐子との往復書簡をお届けする。 長谷川祐子 落合さん 最初のお便り拝受しました。 オラファー展会期中、お訪ねいただき、いろいろお話しできる機会をもてたこと、とてもよかったです。おかげさまで、多くの若者を含め13万人の来館者をおむかえできました。10月になり、感染者数の発表に一喜一憂することも日常化し、最近ではトランプ大統領自身の感染報道や、インドでじつは公式発表数の10倍の6000万人が感染しているというニュースに、世界は壮大なコロナシアターになっているのかの印象を抱いています。 未来はあまりにも不確かで見えないので、とりあえず現在の積み重ね、連続の先に未来というぼんやりとした灯のようなものをたどろうとし
![ポストコロナに向けた往復書簡(2):長谷川祐子から落合陽一さんへ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b0a4ffe09dd83a34be95ced46683e823f6e55773/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbt.imgix.net%2Fmagazine%2F23084%2Fmain%2F1605863132356_a9a22b828b9c2e121e2020392c7c2f9c.jpg%3Fauto%3Dformat%26fm%3Djpg%26w%3D1920%26h%3D1080%26fit%3Dmax%26v%3D6)