印刷 メール キュレーターが語る本 南條史生さん、長谷川祐子さん 「現代美術は『難しい』『分からない』という時代は終わった。こんな面白いものがあるんだよということを伝えたい、という思いが本のベースにある」と語る南條館長 長谷川裕子さん この本は作品を紹介するためでなく、自分なりの世界観や時代の感性を語るために書いた。現代美術の魅力は「自分の生きている時代の息づかいを感じ取れること」。 B・ケール「その皮膚は己の言語ではない言葉を語る」(06年)などが並ぶ「チャロー!インディア:インド美術の新時代展」(08〜09年)=森美術館 犬島「家プロジェクト」S邸 柳幸典「蜘蛛の網の庭」(10年)=岡山市の犬島 国際的に活躍する現代美術のキュレーター2人が、関わってきた作家や作品を語る本を相次いで出版した。それぞれの歩みをたどることで、現代美術をより深く楽しむことができる構成になっている。 国内外の展