本日(6月18日)、東京都知事選挙が告示された。7月5日の投票日に向けて選挙戦が繰り広げられる。現職の小池百合子氏のほか元日弁連会長の宇都宮健児氏、前熊本県副知事の小野泰輔氏、「れいわ新選組代表」の山本太郎氏、「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏などが事前に出馬表明しており、昨日(6月17日)、この5人の立候補予定者の間で、日本記者クラブ主催のオンライン討論会も開催された。 現職の小池氏は、6月12日に都庁で出馬会見した際に、選挙の「争点」について質問されて、「大東京を誰に担わせるのが最適なのか」と答えていたが、それは選挙の争点でも何でもない。東京五輪の開催が延期された3月下旬以降、新型コロナ対策で連日テレビ等に登場してパフォーマンスを行ってきた小池氏としては、今回の都知事選挙を、「信任投票」ないし「人気投票」にし、抜群の知名度で都知事選を圧勝しようというのであろう。 もし、「誰が都