ユニークな仕掛けで美術館に“集客革命”をもたらした兵庫県立美術館(神戸市)の蓑豊館長(70)がこのほど、その経験をまとめた「超〈集客力〉革命-人気美術館が知っているお客の呼び方」(角川oneテーマ21新書)を上梓した。蓑館長は以前、大阪市立美術館にかかわっており、文化行政予算の見直しで大ナタを振るう同市の橋下徹市長(42)にも「ぜひ読んでほしい」と呼びかけている。 蓑館長は2004年に就任した金沢21世紀美術館の初代館長(市立美術館長と兼任)時代、年間130万人超の入場者を集め、周辺に約328億円もの経済効果をもたらしたといわれる。10年4月からは兵庫県立美術館長に就任し、精力的に活動している。 蓑館長が集客で重視するのは《子ども》と《動線》。金沢では市内95の小学校の児童全員を美術館に招いたそうだが、さすがに神戸では難しく、代わりに「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」や「水木しげ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く