映像流出 刑事事件として捜査へ 11月7日 19時21分 尖閣諸島沖で起きた中国漁船による衝突事件の映像が流出した問題で、検察当局は、内部調査では検察から映像が流出した可能性はきわめて低かったとして、事実関係を解明するため、近く、映像が流された動画投稿サイト側に協力を要請するなど、刑事事件として捜査に乗り出す方針を固めました。 この問題で、検察当局と海上保安庁は、それぞれ内部調査を進めた結果、流出したのは石垣海上保安部の職員が事件発生当初に編集した映像と同じものだと断定しています。検察当局の内部調査では、問題の映像を保管していたコンピューターの記録などを調べた結果、検察から流出した可能性はきわめて低かったとして、8日にも調査結果を公表する見通しです。検察当局は、海上保安庁が地上では刑事事件の捜査をする権限を持っていないことや、内部調査では調査の範囲が限定されることから、事実関係を解明するた