ツイッターに「不適切」な投稿をしたとして最高裁から戒告処分を下された東京高裁の岡口基一裁判官。白ブリーフ姿の写真投稿など、これまでにもSNS上の表現でお騒がせをしてきた現役判事は「表現の自由を逸脱」「裁判官に対する国民の信頼を損ねた」とする処分理由に、今何を思うのか。(全2回インタビューの前編) ◆ 同期から「岡口さん、あなたはもうダメだと思う」 ――戒告処分を受けて1カ月以上が経ちました。今日も東京高裁での勤務後にお時間をいただいていますが、裁判所内ではどんな気分で過ごしているんですか? 岡口 私は第22民事部というところで通常の民事裁判を扱っているのですが、今までと変わらず普通に務めています。まあ、私を辞めさせようという目立った動きもなく、ちょっと不気味なほどの沈黙が続いているのが逆に落ち着かないのですが。法務省から戻ってきたある裁判官が「岡口さん、あなたはもうダメだと思う」って飲み会
かつての就職率の低さがウソのように、近年、新卒の就職市場は大きく改善した。 目下、日本を悩ませている社会問題はむしろ「人手不足」だ。政府は高齢者の雇用継続はもちろん、人手不足を補うための「移民政策」にも本格的に取り組み始めた。 しかし社会全体の雇用状況が改善するなか、正規の仕事を切望しても得られない「取り残された」人々がいる。就職氷河期に就活をして大きな割りを食った「中年フリーター」だ。彼らは相変わらず政策的な手当てをされないままでいる。 「ロスジェネ」と言われるこの世代は、10年以上前から状況の改善を求めて声をあげてきた。しかし、『ルポ 中年フリーター』(NHK出版新書)を上梓したジャーナリストの小林美希氏によれば、彼らは近年、長きに渡って状況が改善しないことに絶望し、あきらめの境地に入りつつあるという。 なぜ自分たちだけがーーそんな思いを抱えた中年フリーターの絶望と諦念、そして、彼らを
たまたま、アメリカに来ていて、こちらで「大阪万博」決定のニュースを知って、本当に情けなくなった。なぜ、いまさら、日本で「万博」(国際博覧会:国際博覧会条約に基づき、博覧会国際事務局(BIE)が認定する博覧会=EXPO)をやる必要があるのだろうか? いまや、国を挙げて行うような万博(EXPO)は、発展途上国や権力をアピールしたい強権国家以外は興味を示さない。なぜなら、ネットが進展し、情報も技術も瞬時で共有できる世の中になったのに、わざわざ「展示パビリオン」をつくって観客を集める万博を行う意義がなくなったからだ。もはや、万博はその使命を終え、「オワコン」も同然である。 それに、たとえば、国際家電見本市 (CES、ラスベガス)、国際モーターショー(世界規模の自動車見本市、デトロイト、フランクフルトなどで開催)、ハノーヴァーメッセ(オートメーションなど世界最大の産業見本市)、SLUSH(IT関連の
11月21日に羽田発福岡行日本航空335便がオーバーブックのために欠航となったニュースは皆さまご記憶にあると思います。 オーバーブック(以下、OBと略)とは飛行機の座席数以上に予約を取ることを言いますが、航空会社では日常的にこのOBを行っています。今回は375席の飛行機に401人の予約が入っていて、その処理に手間取ったため、羽田の出発が予定時刻よりも大幅に遅れ、このままでは福岡空港の門限(夜10時)に間に合わないことが判明したため、便そのものを欠航させてしまったことが大きなニュースになりました。 座席数より26人多いお客様のご予約ですが、そういう時はあふれたお客様に降りていただくことで便を出発させ、降りていただいたお客様には一定の賠償金をお支払いし、次の便をご案内するというのが運送約款で定められている手続きですが、今回の「事件」は、便そのものが欠航になってしまったために、約400名のお客様
アイルランドを拠点に活動するSuperWheel社が開発を進める、次世代の自転車用タイヤ「SuperWheel」。特許出願中の「Weight (mass) to energy conversion technology(WTECT)」によって、電力ではなく、バネの力を利用してアシストしてくれるシステムとなっている。 SuperWheelプロジェクトは2014年に始まり、その後2つのアイルランドの大学(DKITとDCU)と協力し、アイルランド政府商務庁とClimate-KICプログラムの支援を受けている。プロトタイプ開発とテストの試行は完了。 現在、量産化に向けてIndiegogoでクラウドファンディングを実施している。一つ390ユーロ(約5万円)で入手可能。 プロジェクトが成功すれば、2019年5月に発送される予定だ。 SuperWheelシステムは、ペダルを漕ぐときにかける体重が、車輪に
犯罪はダメ、ゼッタイ。でも自称「行動する保守」とか自称「アンチファ」を名乗る在特会界隈やしばき隊界隈って、似たような反対運動、抗議運動よくやってるじゃん。どこまでがセーフだと自分たちの中では思ってるの? 1:主催者に抗議の電話を入れて「中止すべきだ」と要求する 2:ネットに「ここに抗議しよう!」と主催者の連絡先、電話番号、住所などを書いて拡散する 3:会場の建物周辺で、マイクや拡声器を使って「大音量」で講演者や主催者を批判する 4:会場内で、マイクや拡声器を使って「大音量」で講演者や主催者を批判する 5:会場に入ろうとする講演者、あるいは主催者に向かって「バカ」「アホ」「差別野郎」「反日野郎」と罵声を浴びせる 6:会場内で講演者、あるいは主催者に向かって「バカ」「アホ」「差別野郎」「反日野郎」と罵声を浴びせる 7:会場に入ろうとする講演者、あるいは主催者に向かって中指を立てる。「帰れ」「辞
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