バングラデシュでも「ドラえもん」の人気は高い。ダッカで見かけた、ドラえもんのぬいぐるみを乗せて走るトヨタ車(筆者撮影、以下同) そもそもバングラデシュは「親日国」であり、「日本大好き」は今に始まったことではない。その大きな理由は、1971年の独立当時、日本が真っ先にバングラデシュを国家として承認したことにある。それから43年が過ぎた今でも「日本が承認してくれたことを感謝している」と言われる。 独立後も日本は積極的な支援を続けた。運輸インフラや農村開発に延べ1兆円に上るODA(政府開発援助)を行ってきた。日本の支援は学校の教科書でも伝えられており、そのことを知らない国民はほとんどいない。また100タカ札には、日本の援助で建設された「ジャムナ橋」が印刷されている。 この状況は中国とは対照的だ。日本は、中国に対して国交正常化以降、約3兆円の支援を行っている。だが、中国人のほとんどはその事実を知ら
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