JR東海は11月19日、東海道新幹線で車掌が客の切符を確認する車内改札について、指定席とグリーン席については原則として省略すると発表した。車掌用の携帯端末で切符の発売実績などを正確に把握できるようになったため。次回のダイヤ改正から適用する。 現在は車掌が座席を回り、客の切符を直接確認して券面に証明印をつけている。変更後は、切符券面に記載されている座席に座っている場合、原則として車内改札を省略する。 券面と異なる座席を利用している場合は従来通り切符を直接確認する。また割り引き切符の場合、割り引きの資格を確認できる証明書の提示などを求めることがある。 自由席は従来通り、車掌が切符を直接確認する。 予約内容を乗車直前まで変更できる「エクスプレス予約」の利用が指定席の約3割に達しており、また発売実績データと自動改札の通過データを車掌用の携帯端末で受信し、着席状況の確認が正確に行えるようになったため