米フロリダ州サウスマイアミで、細菌に感染させた蚊を放つ米企業モスキートメートのパトリック・ケリー氏(右)と、マイアミデード郡の蚊駆除対策担当者(左、2018年2月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / RHONA WISE 【2月10日 AFP】米フロリダ州マイアミの保健当局はデング熱などの感染症を媒介する蚊を減らすため細菌で不妊化したネッタイシマカを大量に放つ試みを進めている。8日、報道陣向けの実演説明会が行われた。 同地では外来種であるネッタイシマカは、デング熱やジカ熱、チクングニア熱などを媒介する。2016年、ジカ熱の拡大を受けて世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、同年11月に解除していた。 フロリダ州当局は、殺虫剤の空中・地上散布を実施してきたが、住民から健康被害や効果のなさを指摘する声が上がっていたため、州は、保健局が推進するネッタイシマ
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