グーグルは中国において、親しみやすい漢字名「谷歌」を持っている。これに対し北京の「北京谷歌科技有限公司」が、「紛らわしい名称で間違い電話が多発し、業務に支障が出ている。名称権侵害を止めよ」と、Google中国を訴えた。 裁判所は訴えを棄却 北京市海淀区人民法院はその訴えを棄却した。 「Google中国は谷歌の名前について権利侵害をしていない」というわけでなく、「法の範疇外であるため判断できない」というわけである。今月26日のことであった。 裁判所は「わが国の『企業名称登記管理規定』と『企業名称登記管理実施辧法』の規定により、企業の登記に関する争いは登記日と有名度によって決まるが、企業名称が使われ始める段階での争議は対象外である」とコメントしている。 実はグーグルよりもあとに登記されていた では、Google中国はいつ「谷歌」と命名したのか? 同社は「Google黒板報」という自社のブログを