2日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、中国メディア各社が市民の暴露した情報を基に報道することの是非について各社の論調を紹介した。写真は北京で集中処分された違法動物製品。 2009年8月2日、シンガポールの華字紙・聯合早報は「中国メディアの『ネットユーザー暴露報道』が議論呼ぶ」と題した記事を掲載し、メディア各社が市民の暴露した内容を基に報道することの是非について各社の論調を紹介した。環球時報が伝えた。 【その他の写真】 記事ではまず、中国メディア業界の現状を紹介している。中国では現在、ユーザーがネット上で「暴露」し、話題となったテーマをメディアが追いかけて取材・報道する形が増えている。報道の際には、冒頭に「ネット上で暴露された内容によると」などの断りが付け加えられるという。 これに対し異論を唱えたのが中国青年報だ。同紙は「暴露の引用はメディア界の一種の悪劣な風潮」と題した記事で、暴露の引用