約40年前の韓日関係、6万枚の文書を現代に 「韓日会談日本外交文書」を出版 「4階建ての家の2階を建てているところです」 2007年から日本政府が数回にわたり公開してきた6万枚分の韓日関係外交文書が、103冊の影印本(古い書籍を写真撮影し、製版・印刷した本)にまとめられた。国民大学日本学研究所と北東アジア歴史財団は、主に1951年から65年の韓日基本条約までの「韓日会談日本外交文書」(ソンイン出版社)をこのほど出版した。 「4階建ての家の2階を建てている」とは、基になる資料の整理・中核資料の整理・解題(文書の背景や成立事情に関する解説)・研究という4段階のうち、第2段階に入ったという意味だ。現在、独島(日本名:竹島)関連文書の整理が最終段階にあり、来年には請求権、文化財、そして北朝鮮と日本の関係などを、その後は漁業問題や在日韓国人問題をそれぞれ整理・分析する予定になっている。北東アジア歴史