4月10日(日)、東京・高円寺の『4.10 原発やめろデモ』が行われました。ネットでの呼びかけから、主催者たちの予想をはるかに超える1万5000人(主催者発表)もの人が参加する日本最大級のデモに発展。さらに、このデモに呼応する動きは国内外に広がり、国内で8都市、海外では6か国12都市でも同じ日にデモが行われたそうです。あの日、高円寺では何が起きていたのか? 主催者の松本哉(はじめ)さんにお話を伺いました。 ・まず、自分の住む街で声をあげよう ――『4.10原発やめろデモ』はいつから準備されていたんですか? 松本:デモの10日前くらいです。「そろそろデモとかしたほうがいいんじゃないか」と声をかけて、最初の会議は10人くらいが居酒屋に集まって。その後『Twitter』などで呼びかけを始めて、最終的には50人くらいのスタッフが実行委員会として集まりました。 ――なぜ、デモの場所に高円寺を選んだの