ドイツ南部フライブルク(Freiburg)で、クロッカスの蜜を吸うミツバチ(2012年3月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRICK SEEGER 【3月9日 AFP】ハチの中には新たな餌場を求めて遠くまで飛んでいく冒険好きな個体もいれば、巣から離れたがらない個体もいるが、これは人間の性格を決定付ける脳内化学物質をハチも持っているからだとする研究論文が、科学誌「サイエンス(Science)」にこのほど掲載された。 ハチが社会を組織形成する生物であることはよく知られているが、米イリノイ大学(University of Illinois)のジーン・ロビンソン(Gene Robinson)教授(昆虫・神経学)らによれば、ハチにもそれぞれ個性があるようだ。 研究チームは今回、ハチの餌場を数か所設けて数日間の追跡調査を行い、新しい餌場を探し続ける個体と、1つの餌場に固執する個体とを1匹ずつ見
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