【一般】平成23年度(独)理化学研究所 和光研究所 一般公開講演会 【演者】蔡兆申(理研基幹研究所巨視的量子コヒーレンス研究チームチームリーダー) 情報を処理し、記録し、伝達することは文明の持つ最も重要な機能である。 これらの技術は、これまでは物質の「粒子的」性質が主に利用されていた。 物質のもう一つの奇妙な特性である「波動性」は量子力学の予言するものであるが、最近この量子の波動性を利用する技術が可能になってきた。 この波動性は、コヒーレント性ともいわれ、この性質を使った革命的な情報処理(コンピューター)技術も開発されつつある。