インド・バンガロール(Bangalore)にあるインド宇宙研究機関(Indian Space Research Organisation、ISRO)で火星探査機と作業にあたる作業員ら(2013年9月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Manjunath KIRAN 【11月4日 AFP】インドは3日、開発期間わずか15か月で低予算の火星探査機打ち上げのカウントダウンを開始した。同国史上最も野心的でリスクの高い宇宙ミッションとなる。2億キロ以上離れた火星に到達する最初のアジアの国となることで、自国の優れた技術力を世界に示したい考えだ。 大型冷蔵庫ほどの大きさで重さ1.35トンの無人探査機は、国産ロケットに搭載され、現地時間の5日午後2時38分(日本時間5日午後6時38分)に同国南東部の宇宙センターから打ち上げられる予定。 探査機には火星の大気を測定するための高性能センサーが搭載されており、