2021年5月6日、漫画家の三浦建太郎氏が急性大動脈乖離のため亡くなった。 漫画『ベルセルク』の三浦建太郎先生が急性大動脈解離で死去。享年54歳 亡くなる直前まで旺盛な創作活動を継続していた最中での突然の訃報は、多くの人々に衝撃を与えた。 代表作『ベルセルク』は未だ完結しておらず、まだまだ物語はクライマックスへ向けての途上にあり、原作者氏本人の手によって完結することが無くなったという事実を、私自身、未だ完全には受け入れられずにいる。 三浦建太郎氏の代表作『ベルセルク』は特別な作品である。 『ベルセルク』の特別性、それはメディアやジャンルの垣根を超え、最もゲームというメディアに強い衝撃と、深い影響を与えた漫画作品であるという点にある。 『ベルセルク』がゲームの世界に与えた衝撃、それは「剣」の衝撃だ。 (画像は大ベルセルク展 公式サイトより) 本作の主人公・ガッツが振るう、劇中では「鉄塊」とも
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