タグ

ブックマーク / homepage2.nifty.com (3)

  • 外国語のカタカナ書きについて

    ここにも何度か書いたことがあるが、私は、ヨーロッパ語を専攻した者の一人として、自分には、ヨーロッパ語系・特に専攻したドイツ語固有名詞などのカナ書きについて、あまりにまちがっているものは直す「使命」があると考えている。 それらドイツ語の単語それぞれには、日においてもなるべくもとの音と近いように表記してもらう「権利」があると思うからだ。 ところが、ネット上などで「誤った」例を指摘して訂正すると、必ず「誤った」表記を擁護する者が現れる。 それも異口同音に、 「あなたはドイツ語の全てを知っているわけではない、方言ではそう発音するかもしれないではないか」 と言ってくるのはなぜだろうか。 しかもこれは、「この地方の方言ではそう発音するのだ」と言っているのではない。 「私は知らないけど、ひょっとしたらそういう発音もあるかもしれないから、その可能性を否定するのはおかしい」 という主張なの

    nagaichi
    nagaichi 2015/12/25
    北京はペキンでなくベイジンと呼ぶべき派を偶に見かけるな。かと思うと、ジョージアと呼んでくれという要請が来たりするんだよ。
  • 空虚に巣食う魔 ―― 笠井潔と『空の境界』

    アレクセイ(田中幸一)    話題の新人作家のデビュー作『空の境界』(奈須きのこ・講談社ノベルス)を読みはじめて、いきなり「文章」に引っ掛かってしまった。一家をなしたベテラン批評家である笠井潔から、上下巻にわたる長文の解説をもらうという「破格の配慮」をうけた「(読書界では)無名の新人作家」の作品だったから、ことさら評価が厳しくなった、というわけではない。むしろ奈須きのこは、笠井潔に見込まれ(巻き込まれた)人なのだろうから「彼には、何の罪咎もない」と私は考える。だから、奈須に「破格の配慮」に値する力量 があろうとなかろうと、彼に厳しくあたろうなどという気は、私には微塵もなかった。……なのに、いきなり文章に、ひっかかってしまった。 有り体にいえば、文章が下手なのである。いかにも同人作品らしく、文章が生硬で、読んでいてひどく抵抗を覚えてしまう。はたして、上下巻を読み通 せるか、と不安になった。

    nagaichi
    nagaichi 2015/04/04
    奈須文体については、それはそうだねとしか。ただそうした文体の稚気を上回って、独自の世界を構築する力量が好まれてるんだと思うけど。この筆者の意図は笠井潔批判にあるようなので、指桑罵槐なとばっちり感ある。
  • 御嶽山噴火・江川vsJSF論争について

    2014年の御嶽山噴火災害救助に自衛隊を投入したことについて、ジャーナリストの江川紹子さんが Twitter 上で疑問を呈し、それに軍事ブロガーのJSFさんが噛みついて騒動になっている。(togetter リンク) 私が一連のやりとりを見ていてまず最初に思ったことは、 「急峻な山岳に装甲車を投入するのが前提になってる議論はおかしいんじゃないの?」 ということであった。 (国境線に山岳地帯を有さない日の)陸上自衛隊に、山岳地を行動する能力があるのか、という江川さんの疑問は素人としてはもっともなものである。それに対しては、正しい軍事マニアなら 「松連隊はかつて「山岳レンジャー」とも呼ばれたほどの山岳地訓練を受けた部隊ですよ」と返すのが正しいあり方であり、第一声が「装甲車なら火砕流にも耐えられます」というのは視点の立て方がおかしいとしか言いようがない。 そして、その後の救助活動の

  • 1