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ブックマーク / tonan.seesaa.net (9)

  • 「令」の印刷文字と手書き文字の字体について: ほぼ文字についてだけのブログ(tonan's blog改)

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 新元号「令和」が2019年4月1日に発表されました。 発表時、菅官房長官が掲げた「令和」と書かれた書の「令」の字に違和感を持ったのはわたしだけではないでしょう。 そこで「令」の字体についてまとめてみることにしました。 上の表は古代から現在までの「令」の代表的な字体を示そうとして選んだ字形です。 上の5例は内閣や省庁が告示や発表、使用している代表的な文字です。 左から「当用漢字表」「当用漢字字体表」「学習指導要領」「常用漢字表」「元号発表時」の字形です。 「字形」とした理由は

    nagaichi
    nagaichi 2019/04/24
    あえていおう。読めればよいと。
  • 原本を確認!「当用漢字表」の「隠(隱)」: ほぼ文字についてだけのブログ(tonan's blog改)

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘(2014/05/09)の小駒勝美さんからのご教示の内容を確認するため国立公文書館で『官報』に発表された当時の「当用漢字表」と「正誤」の原を確認してきました。 これまで国立国会図書館所蔵の「当用漢字表」の画像を使っていましたが、不鮮明で困っていました。 国立公文書館では原を直接さわることができ、しかもデジタルカメラでの撮影可なのです(三脚使用は不可)。 「当用漢字表」は昭和21年(1946年)11月16日の『官報』号外に掲載されました

    原本を確認!「当用漢字表」の「隠(隱)」: ほぼ文字についてだけのブログ(tonan's blog改)
    nagaichi
    nagaichi 2014/05/20
    なにが〈誤〉なのかと思ったら、ゴシック体がいかんのだと。
  • 『康煕字典』原刻本の版木の疵について: ほぼ文字についてだけのブログ(tonan's blog改)

    野崎邦臣著『漢字字形の問題点』(天来書院)が届きました。 たいへんな労作です。頭が下がります。 まず驚いたのは、筆者の野崎邦臣さんは、東京大学の東洋文化研究所附属図書館蔵の康煕字典の内府東大)が当に原刻かどうか、北京図書館(現在は中国国家図書館)まで行って照合して、間違いなく原刻だと確認したということです。 その証拠として、刀部の「刳」にある版木の疵をあげています。 それではわれらが書香文庫・境田稔信さんが蔵する康煕字典はどうなのか? 書香文庫 同じように疵がありました。あ~良かった。

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    nagaichi 2013/02/13
  • 二千円札の書の行末に下に続く脈絡がある不思議: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 二千円札に書が印刷されているのをご存じだろうか。この書の三行目の行末の「は(八)」の収筆にはなぜか下に続くような脈絡がある。行末に脈絡は要らない。素人ならこう書くこともあるかもしれないが、達者な書だけに余計に不可解だ。こんな上手な書を書く人がこのような初歩的なミスをするとはどうしても思えないのだ。とにかく何と書いてあるのか解読してみた。 すゝむし 十五夜のゆふ に宮おはしては たまひつゝ念珠 あまみたち二 つるとてならす のけはひなとき いとなみにいそき るにれいのわ いと

  • tonan's blog: 「似非楷書」江守賢治さんと府川充男さん

    『江守賢治国語国字研究所 研究紀要 第1輯』(1997年6月)に府川充男さんの『組版原論』の内容が引用紹介されています。 府川さんの築地電子活版のサイトから引用します。 なお、築地電子活版のトップページはこちらですが、もれなく「インターナショナル」が鳴るので、仕事中の方は音量を絞ってご覧ください。 戦前の文部省活字には、Aの系統の文字とBの系統の文字が混ざっています。文部省活字は昭和10年から国定国語教科書に採用され、硬筆手としても使われました。ただし、書写(毛筆)の授業ではAの系統の文字を教えていたようです。それは江守さんの『解説 字体辞典』および府川さんの『聚珍録』の「第一篇 字體」に掲載されています。 実は書道字典の多くは漢和辞典と逆で、Bの系統の文字を無視しています。「干禄字書」「五経文字」「九経字様」「開成石経」顔真卿の「竹山聯句」などが載っている書道字典は希です。ただし見出し

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    nagaichi 2008/05/05
  • tonan's blog: 筆記字体と正字体02

    説文解字の字体は、甲骨、金文、戦国古璽などにみつからない。 熹平石経ではすでに一部省略されている。 九経字様には説文の字体のものと、一部省略された熹平石経の字体のものの両方がある。 康煕字典には説文から一部省略された熹平石経の字体のものと、伝統的筆記体の両方がある。 文字によっては正字体にひっぱられる文部省活字も、この字種については伝統的筆記体を採用している。 正字は為政者が正当と認めた文字であって、正しい文字、という意味ではない。正当の根拠は説文解字である。 現在の当用漢字、常用漢字も為政者が認めた文字だが、正当の根拠がない。 当用漢字字体表の字体が伝統的筆記体とすべて一致するわけではない。この字種については一致しているだけである。

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    nagaichi 2008/04/28
  • http://tonan.seesaa.net/article/85785478.html

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    nagaichi 2008/02/23
  • 「渡邊」「渡辺」の「邊・辺」の異体字

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「渡邊」の「邊」は異体字の多いことで有名な字です。古代中国から現在まで字体変遷を追う図版を作成しました。これを見ながら異体字がどのようにできたのか考えてみましょう。 下の図版1―3を合わせた図版です。別ウインドで表示するとわかりやすいですよ。 図版1 「しんにょう」は「彳(テキ)」と「止(シ)」を合わせた字なんですが、(1)には「彳(テキ)」だけで「止(シ)」がありません。旁は「自+ワ+ル+方」です。 図版1-1 (2)は「彳(テキ)」と「止(シ)」が左右に分かれています。

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    nagaichi 2008/01/05
  • 【補足2】「斎藤」さんと「斉藤」さん: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「齊藤」「斎藤」「斉藤」「齊藤」さんの由来について、さらに補足する。 「斎藤」は、藤原利仁の次男、藤原叙用が斎宮頭になったときに「斎藤」と称したのを起源とするらしい。この説が当なら、これは10世紀(平安時代中期)のことである。 「斎」は平安時代中期頃に書かれ始めた「齋」の略字だから、この名字ができた頃は、「齋藤」または「斎藤」と書かれていたはずである。ところが江戸時代になるとさらに略されて、「齋・斎」とは別の字種の「斉(齊の略字)」と字体が衝突する。字体だけを見れば、江戸

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