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ブックマーク / yow.hatenadiary.jp (2)

  • 歴史画はなぜ叩かれるのか - 蠅の女王

    のっけからこのタイトルだが、少なくとも20世紀半ばからこっち、具象のリアリズム手法で絵画やるとか、さらに歴史画をやるとか言うと 「今更そこになんの可能性が残っていると思ってるの?」 といった反応を受けるのは日常茶飯事で、私は機会を捉えてはこうして各方面に向けてエクスキューズを提示するのは、私のアーティスト人生においても大変意義深く大事な営みになっている。また、具象を描いて活動すること自体の前衛では無い「後衛性」に、何らかな理由が求められるようになったのも、コンセプチュアルアート以降の流れでもある。 20世紀モダンアートの戦略として規定されるイリュージョン絵画について ナショナリズムと芸術カテゴリーとサブカルチャー ファインアートの課題 最後におまけ・団体公募展系のこと 20世紀モダンアートの戦略として規定されるイリュージョン絵画について 今日も一日 pic.twitter.com/Wcru

    歴史画はなぜ叩かれるのか - 蠅の女王
  • 絵画で正史はどう描かれたか -藤田嗣治の戦争画の場合 - 蠅の女王

    この記事は前回からの続きです。 ●現代美術における引用と、歴史文化の「動員」 ●『歴史を描くこと ―絵画と、漫画や映像のストーリー芸術と―』というトークイベントをやります。 ●配布資料:古典画法油彩作品の断面図とテンペラの説明 近年戦争画に注目されて、アート界ではちょっとしたブームのようになりました。つい数年前までは「戦争画に興味あります」などと言おうものなら他のアーティストにドン引きされることもありましたが。 私は歴史画というテーマで取り組んできてますが、美術史においては歴史画というと、かつて「正史」を描くことを担ってきたと。正史とはつまり、王朝や国などが編纂し対外的に正統であると示す歴史であると。 これは最初の打ち合わせの時に速水螺旋人さんが仰ったんですが、「めちゃくちゃナショナリスティックな信条の作家がその歴史観でもって描いても、面白い作品が出来るなら凄いことじゃないのか」、と。後日

    絵画で正史はどう描かれたか -藤田嗣治の戦争画の場合 - 蠅の女王
    nagaichi
    nagaichi 2016/03/13
    細部が引っかかる。まず正史の捉え方がおかしい。王朝が正史を選んだり、編纂したりするのに「対外的」なんて意識してないよ。あと安彦良和が「めちゃくちゃナショナリスティックな信条の作家」だと!
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