スパイダープラス株式会社(東京都・港区)はこのほど、「建設業における働き方改革関連法」に関するメディア向けセミナーを開催した。 講師には現役弁護士の高橋俊輔氏(同社執行役員法務担当)が登壇。法適用によって建設業がどう変わっていくのかを、法律の専門家の見地から解説。続いて、大林組グループの一員であるオーク設備工業株式会社生産統括部生産企画部グループ長の髙山郷司氏がDX推進で直面した課題や成功の秘訣、DXによって得られた効果、付加価値や働き方改革の最前線にいる成功事例を紹介した。 「建設業の2024年問題」は今や目前に迫っている。特に深く関わる「働き方改革関連法」は2024年4月から建設業でも適用される。法の適用により、労働時間の上限規制が設けられ、長時間の残業には罰則などが与えられる。そこで業界全体の生産性向上や効率化の仕組み作りが急務となっている。 「働き方改革関連法」の認知は建設従事者の