東急建設株式会社(東京都・渋谷区、寺田光宏社長)は脱炭素社会の実現を目指し、植物由来油から製造されるディーゼルエンジン用のバイオディーゼル燃料(以下、B100燃料)を都内の土木施工現場の発電機に使用開始した。 B100燃料は、日本建設業連合会が施工段階でのCO2削減方策として軽油代替燃料の利用拡大に向けて発行した『建設業における軽油代替燃料利用ガイドライン』に記載されている環境配慮型の燃料。廃食用油を原料として製造し、カーボンニュートラルでCO2排出量を約100%削減する。東急建設が使用するB100燃料は三和エナジー株式会社から調達した。 B100燃料導入現場の作業所長である中林拓真氏は、「今回のB100燃料の導入により、当社の長期経営計画で示している提供価値の一つ『脱炭素』を促進し、地球温暖化防止に向けた建設業界の取組みに少しでも貢献できれば幸いです」とコメントした。 アクティオのバイオ