ユーザー認証技術の標準化団体Liberty Alliance Projectは,シングル・サインオン(SSO)などの機能を実現するWebサービス仕様「Liberty Identity Web Services Framework(ID-WSF)2.0」の最終版を公開した。Liberty Allianceが米国時間10月4日に明らかにしたもの。 ID-WSFは,シングル・サインオン・ アーキテクチャ「Federated Network Identity Architecture」の構成要素。認証機能付きWebサービスを展開するための,オープン標準仕様ベースの手法を規定する。パーミッション・ベースの属性共有,認証ディレクトリ・サービス,相互運用サービスなどを扱っている。ID-WSFを使用すると,認証機能を備えるWebサービスの連携が可能となり,企業はパートナや顧客のアプリケーションと自社のアプ