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Ecma International is dedicated to the standardization of ICT and CE. 6月30日(スイス時間)、ISOおよびIEC、Ecma InternationalはStandard ECMA-262を国際標準として承認した。ECMA-262はいわゆるJavaScriptの基盤となる仕様で、ブラウザがJavaScript動作の互換性を確保する上で重要な規約となる。 当初の発表では、ECMA-262のテストツールを2011年12月を目処にEcmaテクニカルレポートとしてリリースするとしていたが、すでに最初のバージョンがECMAScript Test262として登場しており、ブラウザでアクセスして簡単にテストすることができる。執筆現在で登録されているテスト数は10,937。 筆者は、上記のテストツールを主要ブラウザで実行してみた。その結
こんにちは、阿久津です。Windows Vista以降、起動中のタスクを視覚的に切り替えるWindowsフリップ3Dが搭載されました。[Win]+[Tab]キーで起動する同機能は、マウスのホイールボタンも併用できるため、便利に活用されている方も少なくありません。しかし、各ウィンドウを一枚のオブジェクト化して切り替え可能になるまでには、若干のディレイが発生します(図01)。 図01: [Win]+[Tab]キーで起動するWindowsフリップ3D もちろんディレイと言っても、数百マイクロ秒程度。一秒にも満たない遅延を気にする必要はありませんが、従来のWindowsフリップ(旧クールスイッチ)と比較しますと、瞬時にタスクを切り替えられないため、筆者はほとんど使っていません(図02)。 図02: [Alt]+[Tab]キーで起動するWindowsフリップ ちなみにWindowsフリップという表記
開発者にとってセキュアなWebサイトを構築することは重要な課題ですが、完璧に行うとなると難しいのが現実です。そこで本稿では、FiddlerとプラグインのCasaba Watcherを利用して、Webサイトの脆弱性を漏れなくチェックする方法を紹介します。 Fiddlerとは? FiddlerはWebにおける通信内容をデバッグできるツールです。Fiddlerがプロキシとなることによって、ブラウザとWebサーバの通信内容を可視化することが可能になります。リクエストとレスポンスを簡単に表示したり、変更したりすることもできます。 Fiddlerのインストール Fiddlerは、MicrosoftのEric Lawrence氏によって開発されており、Fiddler2のサイトから無償でダウンロードできます。 Fiddlerのサイト サイトの「Install Fiddler2」をクリックして、Fiddle
Java Programming Language Oracleは5月18日(米国時間)、JRockit技術を採用したJDK「Oracle JRockit JDK」の無償公開を開始したことを発表した。Oracle JRockit Downloadsからダウンロード可能。Linux版、Solaris版、Windows版が提供されている。なお、ダウンロードするにはOracleのアカウントでサイトにログインする必要がある。アカウントは無償で作成できる。 OracleはBEA Systemsを買収した段階で高性能JVM「JRockit」を獲得。Sun Microsystemsを買収した段階で同じくHotspotというJava高速化技術を手に入れた。Java関係者の注目はこの2つの技術をどう扱っていくのかにあったが、OracleはJRockitとHotspotをマージすると発表。今回の「Oracle
こんにちは、阿久津です。Microsoftから、また新しいセキュリティツールが公開されました。その名もMicrosoft Safety Scanner。システムを監視する無償のウイルス/マルウェアスキャンツールです。Microsoft Security Essentialsと同じエンジンを使用して、コンピューター内に潜むウイルスやマルウェアの検出を行うのが主な目的。 気になるのは、Microsoft Security Essentialsの関係です。同ツールはシステムに常駐する一般的なウイルス/マルウェア対策ソフトですが、Microsoft Safety Scannerはあくまでもスキャンツールであり、リアルタイム保護機能や定義ファイルの更新機能は備わっていません。また、ダウンロード後は10日間の使用期限が設けられています。これは、ウイルス/マルウェアの定義ファイルが実行ファイル内に格納さ
Windows Internet Explorer 9 Sub-pixel Fonts in IE9 - IEBlogにおいて、IE9で導入されるサブピクセルフォントレンダリングがもたらす効果が紹介されている。IE9ではIE9スタンダードモードでサブピクセルポジショニングが活用され、従来よりも正確にフォントサイズをレンダリングするようになる。この結果、IE8およびそれ以前のIE向けに制作したWebページのテキストは、IE9では別のサイズでレンダリングされることになる。IEBBlogにどういった変更があるのかが簡単にまとめられており参考になる。 Sub-pixel Positioning - ClearType Overviewより抜粋 MicrosoftはWindowsにおけるテキストレンダリングにサブピクセルポジショニングと呼ばれる技術を導入した。液晶ディスプレイは1ピクセルあたり3つの
Java Programming Language Javaではさまざまな方法でファイルのコピーを実装できる。Javaプログラマなら誰しも一度は、どの方法がもっとも高速にファイルコピーを実現できるか考えたことがあるだろう。プログラマにとって実行速度はいつでも最大の関心事のひとつだ。 File Copy in Java - Benchmark - Javalobbyに、こうした疑問に対するひとつの結果として興味深い記事が掲載されている。Baptiste Wicht氏が投稿した記事で、コピー実装を10の種類に分類し、それぞれどういった違いが現れるかを紹介している。コピー方法は次のとおり。 読み込みと書き出しのStreamを開いて、byteごとにファイルのコピーを実施。 読み込みと書き出しのReaderを開いて、charごとにファイルのコピーを実施。 読み込みと書き出しのBufferdStrea
IronRuby is a Open Source implementation of the Ruby programming language for .NET, heavily relying on Microsoft's Dynamic Language Runtime. Microsoftは16日(米国時間)、IronPythonの最新版となるIronPyton 2.7 Alpha 1を公開した。IronPythonは.NETプラットフォームで動作するPython実行環境。2.7は次のメジャーバージョンとなるブランチで、Python 3.0の実装から多くの機能を取り込んでいるという特徴がある。さまざまな改善や機能追加が実施されているが、もっとも注目されるのはライセンスが変更されたことにある。 IronPythonのライセンスは従来はMicrosoft Public License
IEチームではIE8 Standards Mode上での互換性問題の多くを把握している。これは既存のサイトがIE8でサポート対象外となった機能を利用していることに起因しており、長期的視点から最良の解決策として、IE8 Standards Modeでの動作を前提にサイトに変更を加えるようアドバイスしている。だが暫定的な解決策として、IE8のIE7互換モード(IE8 Compatibility View)を利用するのも手だ。互換モードの詳細についてはIEチームブログの投稿で紹介されているが、とりわけ下記で記された点に留意したい。 Version Detection 「バージョン判別処理のミスによる誤動作は、条件付きコメント(コンディショナルコメント)、スクリプト、サーバ側での処理が原因でしばしば引き起こされるが、その原因の多くは条件付きコメントであり、多くのサイトでバージョン判別テクニックとし
本稿は「レッツ! Windows 7」と題して、Windows 7の便利な機能を中心に、初心者が判断に悩む設定や、気付きにくい場所に設けられた設定を解説していきます。Windows 7から初めてコンピュータに触る方はもちろん、Windows XP/Vistaからアップグレードした方も是非ご覧ください。今回はトラブルシューティングのいくつかをお送りします。また、読者からの質問をお待ちしておりますので、本稿末尾にあるリンクから投稿をお願い致します。 レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(1) レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(2) レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(3) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(1) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(2) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(3) レッツ! Wi
Windows Internet Explorer 8 マルチコアの活用、性能の改善、セキュリティの向上、安定性の向上といった目的を実現するため、ブラウザの設計を単一プロセスアーキテクチャからマルチプロセスアーキテクチャへ移行する動きが続いている。メジャーブラウザで最初に取り組みを開始したのはIEだ。Chromeで知名度が高まり、FirefoxもWebKit2もマルチコアアーキテクチャへの移行を進めている。 マルチコアアーキテクチャで実現を目指すところはどのブラウザもよく似ているが、そのアプローチはそれぞれ異なっている。IE8におけるプロセスモデルと、IE7以前との動作の違い、またその動作の違いを解消するための設定方法がJapan IE Support Team Blog : IE8 のプロセスモデルについてにおいて紹介されている。 IE8 のプロセスモデルについてではまずIE8のプロセス
Java Programming Language 紆余曲折の末、2009年の末には次期JavaメジャーリリースであるJava 7にクロージャの機能が取り込まれる線が固いものになった。クロージャは開発者からときに熱狂的に支持される。さらに今回のケースでは高性能並列処理を簡単に記述するためにクロージャが有効であることから、関連するプロジェクトと加味してもJava 7での導入は固い線だとみられていた。 しかしOracleによるSun Microsystemsの買収後、事はどうも違う方向に進み出した可能性がある。David Flanagan氏がClosures in Java 7: Not Likely - davidflanagan.comにおいてそうした状況を簡潔に伝えている。JDK7の機能フィックスが6月の3週に控えているものの、クロージャ関連のプロジェクトのアクティビティが低下しており、
Dean Edwards氏は7日(米国時間)、IEの動作をW3C標準仕様へ準拠させるためのライブラリIE7.jsの最新版を公開した。IE7.jsはJavaScriptで開発されたMS Internet ExplorerのHTML/CSS表示を調整するライブラリ。IE7.jsを使うことでMSIEのHTML/CSSまわりの表示処理をよりW3C標準規約に準拠したものにする。IE5やIE6で透過PNGを表示できるようにもなる。 IE7.jsは基本的にMSIE5/6向けに用意されていたライブラリをIE7に対応させたもの。これまでのモジュール構造は廃止され、IE7.jsやIE8.jsといったように個別のファイルに分離されている。ホスティング先もGoogle Codeへ変更された。IE7.jsはサイズも縮小され、圧縮した状態で11KBほど。またbase2.DOMのセレクタエンジンを使うことでより高速に動
本稿は「レッツ! Windows 7」と題して、Windows 7の便利な機能を中心に、初心者が判断に悩む設定や、気付きにくい場所に設けられた設定を解説していきます。Windows 7から初めてコンピュータに触る方はもちろん、Windows XP/Vistaからアップグレードした方も是非ご覧ください。また、読者からの質問をお待ちしておりますので、本稿末尾にあるリンクから投稿をお願い致します。今回は、Windows 7の調子が悪い時に活躍する「信頼性モニター」やアイコンキャッシュを再構築する方法などをご紹介します。 レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(1) レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(2) レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(3) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(1) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(2)
こんにちは、阿久津です。今週からチューニング対象にWindows 7を加え、本連載をお送り致します。しばらくの間はWindows 7が中心となりますが、幅広く各OSのチューニングをお送りしますので、Windows XPやWindows Vistaのユーザーも、Windows 7を導入された方も是非ご覧ください。 さて、Windows 7 Professional以上の上位エディションには、「Windows XP Mode」というWindows Virtual PCと、Windows XP Service Pack 3を仮想化したイメージファイルがセットになった仮想環境が提供されます。同仮想環境のポイントとして数え上げられるのが、Windows Virtual PCのウィンドウ内で動作する"仮想マシン"モードと、Windows XP Modeのアプリケーションを単独で操作する"仮想アプリケー
Java/.NET Performance Monitoring, Analysis, Diagnostics & Profiling - Application Performance Management jQueryの開発者でありMozillaでJavaScriptエバンジェリストを務めるJohn Resig氏がDeep Tracing of Internet Explorerにおいてパフォーマンス分析ツールとしてdynaTrace AJAX Editionを紹介している。John Resig氏がこの手のツールを紹介するのは珍しい。 JavaScript関連の高速化処理についてはSteve Souders氏も有名だ。John Resig氏はSteve Souders氏がdynaTrace AJAX Editionについて書いたブログHigh Performance Web Sites
Digital Inspiration: A Technology Blog on Software and Web Applications Windowsを使いつづけると、ファイルシステムのデータに断片化が発生し、特にアプリケーションの起動やデータの読み込みで長い時間がかかるようになることがある。 こうした状況を改善するため、Windowsにはディスク全体で断片化したデータを整理し直してアプリケーションの起動時間やデータの読み込み時間を改善するためのデフラグユーティリティが用意されている。ディスクアクセスが遅くなったと感じる場合にデフラグを実行するユーザは多いだろう。 デフラグによってデータの読み書き性能が改善することは以前から知られており、Windowsに標準で搭載されているデフラグユーティリティ以外にも、サードパーティからいくつかの製品が提供されている。そうしたツールのひとつに、M
Create and edit web-based documents, spreadsheets, and presentations. Store documents online and access them from any computer. 2009年9月、Googleは同社の提供しているWebサービスとほかのプロダクトとの互換性やデータの移動性を高めるためのプロジェクトThe Data Liberation Frontを発表した。これはGoogleが自社のサービスにユーザを囲い込む意思はないということを示すとともに、Googleのサービスを使う、または、Googleサービスから別のサービスに移りやすくするための具体的な取り組みの形となる。The Data Liberation Frontのチームはほかのプロジェクトチームと協力しながら、さまざまなサービスのデータ移行のスムー
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